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【002】Howard Jones / The Best of Howard Jones


イギリスが生んだポップ・スター、ハワード・ジョーンズです。

ハワード・ジョーンズのサウンドの特徴は『キャッチーなメロディをシンセサイザーで包み込んだダンサブルなポップロック』と言ったところでしょうか。


まぁキャッチーと言っても、そこはやはりブリティッシュ。

一筋縄ではいかないヒネクレ具合です(笑)。


ハワード・ジョーンズのデビュー曲『New Song』を聴いたときは本当にたまげましたね。

なにしろポップでカッコいい!シンセサイザーもイカしてる!


当時は本当の意味での『New Song』の完成度の高さはわかりませんでしたが、今あらためて聴き直すと、この曲には楽曲制作の原点が見え隠れしているような気がします。

それは、『シンプルなメロディと楽曲構成にハイライトを持たせる』と言う点です。

『New Song』のメロディはいたってシンプル。

全編通して基本的に2パターンしかありません。

そして、シンセサイザーのテーマを繰り返し登場させ、他の音を抑えることによってそれを印象付ける。


作曲やアレンジをする人は分かると思いますが、これはやろうと思っても勇気がいりますよね。

実はシンプルに作りこむのが一番難しい。

怖くてなかなかできないものです。

そういった『New Song』のいさぎよさは、ザ・ビートルズの『Let It Be』に通じるものがあると思っています。


ハワード・ジョーンズのライヴもカッコいいですよ。

ショルダー・キーボードを抱え、ステージを縦横無尽に走り回る。

まるでAC/DCのアンガス”尻出し”ヤングみたいに(笑)。